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オンラインメディア「CIO」の由来であるCIOやCxOなどの経営層および、ビジネスとIT領域に関心の高いITリーダーズの読者層を対象にCIO.com Japanでは、動画インタビューシリーズの「Leadership Live Japan」を立ち上げました。
 
当サイトではCIOやCxO、ITリーダーとして活躍されている方々の「現在に至るまでのキャリア、仕事観、やりがい」などにクローズアップし、読者の皆様に「ITリーダーの役割」をお伝えたします。
 
今回、「Leadership Live Japan」に出演するゲスト、Ridgelinez株式会社の執行役員 Partnerの鬼束孝則氏をお迎えし、現職のキャリアや仕事観、やりがい、魅力などについて語ってもらいました。
 
鬼束氏のCIOとしての仕事観、やりがいとキャリアストーリーは以下の通りです。
 
Ridgelinez株式会社の執行役員Partnerである鬼束孝則氏は、日本IBMで33年間にわたりハードウェアからプロジェクトマネジメント、ソリューション企画まで幅広い経験を積み、2020年に同社へ参画。
 
2024年4月よりCIOとして全社のIT戦略とデジタル変革をリードしています。
 
鬼束氏のキャリアの中で大きな転機となったのは、IBM時代に手がけた契約管理システムのグローバル標準化プロジェクトです。9か国にわたる多国籍メンバーを率いた4年越しの改革は、単なるシステム刷新にとどまらず、文化や慣習を超えて人と組織を動かす「チェンジマネジメント」の本質を体得する経験となりました。
 
現職では、CIOとして「挑戦」と「素直さ」を軸に据えています。
 
新しい領域に果敢に取り組む姿勢と、わからないことを認め学び続ける謙虚さが、リーダーシップの根幹だと話しています。
また、IT部門が日々の運用やトラブル対応で企業を支えている点を強調し、その努力を単なるコストでなく価値創出へと結びつけることを使命としています。
 
具体的には、現場社員に外部のセミナーやイベント参加の機会を提供し、新たな知見を社内に還元する仕組みづくりを推進。社員一人ひとりが安心して挑戦できる環境を整えることで、組織全体の成長につなげています。
 
さらに、自社を「実験場」と位置づけ、生成AIを含む最新技術の活用を進め、親会社や顧客への展開を目指しています。鬼束氏にとってCIOのやりがいとは、ITを裏方ではなく「未来をつくる力」として位置づけ、関わる人々が輝ける場を創出することにあります。

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